参考元:山形県『令和4年度 山形県の大気・水環境等の状況』また、公共用水域水質調査においても生活環境項目や健康項目を達成しているので、安心して暮らせる環境が整っています。
山形市の気候を踏まえた家づくりのポイント
ここからは、山形市の気候を踏まえた家づくりのポイントをご紹介します。家づくりを始める前に知っておきたいポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。
高断熱・高気密な施工を行う
夏は暑く冬は寒い山形市の気候をカバーして室内を適温に保つには、高断熱・高気密な施工が欠かせません。
断熱性
断熱材など熱が移動しにくくなる部材を使用して室内外への熱移動を防ぐ
気密性
住宅の隙間をできる限り減らし室内外の空気の移動を防ぐ
高断熱・高気密な住まいは室内の温度を維持しやすくなるので、夏は涼しく冬は温かい住まいを実現できます。高断熱・高気密な住まいを実現するには、気密性を高める部材や建材を採用したり、断熱性能の高い断熱材を使ったりすることが大切です。
株式会社建装では、より断熱性能の高い家づくりをするために基礎断熱を採用しています。床断熱とは異なり基礎のコンクリート部分から断熱することで、床下から熱気や冷気が伝わることを防ぎます。
>>山形市の気候に適した、株式会社建装の冷暖房のコストを抑えた高断熱な暮らし
積雪に備えた住まいづくりをする
山形市は冬季の積雪量が多い地域です。降雪があったときに設備や住まいが破損しないように、下記のようなポイントをチェックしておきましょう。
・屋根の積雪荷重を確認して積雪に耐えられる仕様・形状にする
・積雪によりカーポートやフェンスが破損しないように積雪を念頭に置いて外構を検討する
・玄関周りは融雪しやすい仕様にする
・配管や室外機は寒さの影響を受けにくい場所に設置する
雪は重さがあり1m程度の積雪があると、1㎡あたり200kgの荷重がかかります。雪の重さによりカーポートやフェンスが倒れないように、積雪時の負担を考慮した外構や間取りを検討しましょう。
計画的な換気ができるようにする
日本の平均湿度は約60~70%ですが、山形市の相対湿度は年間を通して少し高めです。とくに梅雨の時期や夏季は高温多湿でジメジメ感じるので、室内に湿気を溜め込まないよう計画的な換気が必要です。
2003年の建築基準法改正に伴い、すべての建物に24時間換気システムの設置が義務化されました。24時間換気システムを設置していても、計画的に換気動線を設定し均一な換気ができないと湿気が溜まる原因になります。
株式会社建装では住まいに応じて第1種換気と第3種換気のいずれかを採用し、空気の通り道をしっかりと確保します。計画的な換気により、しっかりと湿度をコントロールします。
>>湿度の高い山形市で快適に過ごせる、株式会社建装の徹底した計画換気
山形市のZEH・HEAT20の地域区分
山形市の地域区分は4で、ZEH・HEAT20でのUA値は下記のとおりです。UA値とは断熱性能を示す数値で、UA値が低ければ低いほど熱が逃げにくく断熱性能が高いことになります。
地域区分4のUA値