長期優良住宅について
長期優良住宅とはどのような住宅のことなのでしょうか。まずは、長期優良住宅の基本情報をご紹介します。
長期優良住宅の制度とは
長期優良住宅とは、良好な状態で長く住み続けられるように措置を施した住宅のこと。
新築に関する認定制度は2009年6月4日から、住宅の増築や改築の場合の認定制度は2016年4月1日から開始されました。国が定めた基準をクリアし、認定を受けた家が「長期優良住宅」と呼ばれます。減税や住宅ローン金利の引き下げなど税制面や金融面でさまざまな優遇が受けられるのが特徴です。
認定戸数は年間約10万件。2022年3月末の時点で累計135万戸以上が長期優良住宅の認定を受けており、近年では新築住宅の約4戸に1戸が認定を受けています。
参考元:国土交通省|長期優良住宅のページ
新築に関する認定制度は2009年6月4日から、住宅の増築や改築の場合の認定制度は2016年4月1日から開始されました。国が定めた基準をクリアし、認定を受けた家が「長期優良住宅」と呼ばれます。減税や住宅ローン金利の引き下げなど税制面や金融面でさまざまな優遇が受けられるのが特徴です。
認定戸数は年間約10万件。2022年3月末の時点で累計135万戸以上が長期優良住宅の認定を受けており、近年では新築住宅の約4戸に1戸が認定を受けています。
参考元:国土交通省|長期優良住宅のページ
長期優良住宅の条件とは
長期優良住宅として認定されるには、一定の評価項目を満たさなければなりません。
ここでは新築戸建て住宅がクリアすべき基準をご紹介します。
・耐震性
・劣化対策
・省エネルギー性
・維持管理・更新の容易性
・住戸面積
・居住環境
・維持保全計画
・バリアフリー性
・可変性
なお、「バリアフリー性」と「可変性」については戸建て住宅への適用はありません。
また災害発生の危険性が高い地域では、所管行政庁が定めた措置が必要になります。事前に申請を行う所管行政庁へ確認しましょう。
ここでは新築戸建て住宅がクリアすべき基準をご紹介します。
・耐震性
・劣化対策
・省エネルギー性
・維持管理・更新の容易性
・住戸面積
・居住環境
・維持保全計画
・バリアフリー性
・可変性
なお、「バリアフリー性」と「可変性」については戸建て住宅への適用はありません。
また災害発生の危険性が高い地域では、所管行政庁が定めた措置が必要になります。事前に申請を行う所管行政庁へ確認しましょう。
長期優良住宅の申請方法とは
長期優良住宅の認定を受けるためには2通りの申請方法があります。ここでは、登録住宅性能評価機関への申請後に所管行政庁へ認定申請を行う方法をご紹介します。
認定申請は建築主または分譲事業者が行うのが一般的です。
認定手続きの流れを見ていきましょう。
1. 登録住宅性能評価機関で技術的審査を受ける
2. 確認書等の交付を受ける
3. 所管行政庁に書類を提出し適合検査を受ける
4. 認定通知書が交付される
適合検査を通過すれば、長期優良住宅として認められ「認定通知書」が交付されます。そして着工という流れです。
工事着工前に認定通知書の交付を受けるのが基本となっています。ただし、着工前に長期優良住宅の申請を行なっていれば、着工後でも認定通知書は交付されます。
認定申請は建築主または分譲事業者が行うのが一般的です。
認定手続きの流れを見ていきましょう。
1. 登録住宅性能評価機関で技術的審査を受ける
2. 確認書等の交付を受ける
3. 所管行政庁に書類を提出し適合検査を受ける
4. 認定通知書が交付される
適合検査を通過すれば、長期優良住宅として認められ「認定通知書」が交付されます。そして着工という流れです。
工事着工前に認定通知書の交付を受けるのが基本となっています。ただし、着工前に長期優良住宅の申請を行なっていれば、着工後でも認定通知書は交付されます。
長期優良住宅のメリット・デメリット
ここからは、長期優良住宅であると得られるメリットやデメリットをご紹介します。
メリット
長期優良住宅のメリットは以下の5つです。
・快適な家に長く住み続けられる
・税制面で優遇される
・住宅ローンの金利が引き下げられる
・地震保険料が割引される
・補助金を受けられる
長期優良住宅は、劣化対策や耐震性、省エネルギー性に特化している住宅であるため、長期にわたって快適な暮らしができます。また長く住むことを考えてつくられているため資産価値が落ちにくい傾向にあり、売却する際も高値がつきやすいでしょう。
税制面では、住宅ローン減税や不動産取得税、固定資産税、登録免許税の特例措置が受けられます。
その他には、住宅ローンの金利の引き下げや、地震保険料の割引などの優遇が受けられることもあり、月々の返済などの負担を軽減できるでしょう。
国の住宅補助金である「子育てエコホーム支援事業」では、長期優良住宅であれば100万円の補助金を受け取ることができます。
>>その他に山形市で受けられる補助金制度について詳しくはこちら
・快適な家に長く住み続けられる
・税制面で優遇される
・住宅ローンの金利が引き下げられる
・地震保険料が割引される
・補助金を受けられる
長期優良住宅は、劣化対策や耐震性、省エネルギー性に特化している住宅であるため、長期にわたって快適な暮らしができます。また長く住むことを考えてつくられているため資産価値が落ちにくい傾向にあり、売却する際も高値がつきやすいでしょう。
税制面では、住宅ローン減税や不動産取得税、固定資産税、登録免許税の特例措置が受けられます。
その他には、住宅ローンの金利の引き下げや、地震保険料の割引などの優遇が受けられることもあり、月々の返済などの負担を軽減できるでしょう。
国の住宅補助金である「子育てエコホーム支援事業」では、長期優良住宅であれば100万円の補助金を受け取ることができます。
>>その他に山形市で受けられる補助金制度について詳しくはこちら
デメリット
続いてデメリットを見ていきましょう。
・申請費用がかかる
・建築費が高くなる場合がある
・点検やメンテナンスが欠かせない
長期優良住宅の申請には5~6万円ほどの費用がかかりますが、工務店などに書類作成を依頼する必要があるため実際には20~30万円ほどかかってしまいます。
また長期優良住宅の条件を満たさなければならないため、建築費が高くなる可能性が高いでしょう。建てるまでも費用がかかりますが、建てて終わりではありません。認定基準に維持保全があるように、「維持保全計画」に沿って点検・メンテナンスが必要です。怠った場合は、認定の取り消しや優遇された税金を返還しなければならないこともあります。
>>山形市での注文住宅の維持費はどのくらい?税金やメンテナンス費用、光熱費などを紹介
・申請費用がかかる
・建築費が高くなる場合がある
・点検やメンテナンスが欠かせない
長期優良住宅の申請には5~6万円ほどの費用がかかりますが、工務店などに書類作成を依頼する必要があるため実際には20~30万円ほどかかってしまいます。
また長期優良住宅の条件を満たさなければならないため、建築費が高くなる可能性が高いでしょう。建てるまでも費用がかかりますが、建てて終わりではありません。認定基準に維持保全があるように、「維持保全計画」に沿って点検・メンテナンスが必要です。怠った場合は、認定の取り消しや優遇された税金を返還しなければならないこともあります。
>>山形市での注文住宅の維持費はどのくらい?税金やメンテナンス費用、光熱費などを紹介
長期優良住宅を検討するポイント
長期優良住宅の認定を受ける際には、実績のある工務店やハウスメーカーを選ぶことが大切です。実績があれば、技術の高さはもちろん手続きなどの知識も豊富であると考えられます。
山形市とはどのような街?
ここからは、山形市について解説します。
山形市は、開湯1900年といわれる「蔵王温泉」や特別な気候条件によって生み出される「樹氷」、松尾芭蕉ゆかりの地である「山寺」などの観光地がある、自然豊かな街です。山に囲まれているため、1年を通して四季折々の美しい景色を望めるスポットがたくさんあります。
参考元:山形市|山形市の魅力
>>山形市で注文住宅を建てるなら?災害リスク・治安・住みやすさなどを要チェック!
山形市は、開湯1900年といわれる「蔵王温泉」や特別な気候条件によって生み出される「樹氷」、松尾芭蕉ゆかりの地である「山寺」などの観光地がある、自然豊かな街です。山に囲まれているため、1年を通して四季折々の美しい景色を望めるスポットがたくさんあります。
参考元:山形市|山形市の魅力
>>山形市で注文住宅を建てるなら?災害リスク・治安・住みやすさなどを要チェック!
山形市の気候について
山形市は山形盆地の南側に位置しています。典型的な内陸性気候で、夏と冬の寒暖差が激しく、また1日の中でも昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。夏は、平均気温が約30℃まで上がり、湿度も75%と蒸し暑く感じるでしょう。日照時間は約1,618時間/年で、夏は日照時間が長い傾向にあります。一方、冬場の平均気温は10℃以下となっており、最も寒い1月では最低気温が氷点下になることも。
山形市を中心とした村山地域は雨や雪は少ないですが、月山に近い山間部は全国有数の多雨・多雪地帯となっており、降水量も多くなります。
参考元:気象庁|山形(山形県) 平年値(年・月ごとの値) 主な要素
参考元:山形地方気象台|山形県の気候特性
山形市を中心とした村山地域は雨や雪は少ないですが、月山に近い山間部は全国有数の多雨・多雪地帯となっており、降水量も多くなります。
参考元:気象庁|山形(山形県) 平年値(年・月ごとの値) 主な要素
参考元:山形地方気象台|山形県の気候特性
山形市で求められるUA値はどのくらい?
断熱性能を表すUA値ですが、地域ごとに気候が異なるため、国土交通省では全国を8つの地域に分けて守るべき基準を示しています。
山形市は「地域区分4」に該当しており、その地域に適した断熱性能の基準値は以下の通りです。
山形市は「地域区分4」に該当しており、その地域に適した断熱性能の基準値は以下の通りです。