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マーケティング・設計サポート【和島 友里】の記事

本当は、広い家が理想なんです。

マーケティング・設計サポート【和島 友里】注文住宅

update:2023/03/18

なんでもかんでも値上げしている世の中。

 

そろそろ疲れてきている人もいませんか? 私もその一人です。

上がってないものなんてないのでは? というくらい値上げの話ばかりで、この時点でちょっと読むのが嫌になっている方もいらっしゃるかもしれません。

そして、住宅も例に漏れず値上げの波、いや嵐にのまれています。

金額の大きな住宅ですから、生活していくために住宅購入を後回しにしようと考えた人も少なくないのではないでしょうか。。。

 

そんな影響を受けてか、最近増えているのが「建坪を減らした」間取り。

30坪を切るような、コンパクトな家ですね。

どうしても元の価格というか、坪単価が上がってしまっているので、ならば坪数を減らしつつ、充実した家にしようという考えです。

 

でもせっかく建てる家が小さかったり狭苦しくて使いにくくては本末転倒。
せめて“普通の大きさ”はほしいというのももっともな話。

では“普通の大きさ”とはどのぐらいなのでしょう。

なかなか、他のお宅を外から見ても大きさがどのぐらいかなんてわかりませんよね。

国土交通省が定める「住生活基本計画(全体計画)」における「誘導居住面積水準」では“人々が豊かに暮らすために必要な居住面積”を定めています。

 

この家族の人数なら、このぐらいの広さがあるといいよねという計算をするものです。

 

一般型誘導居住面積水準、戸建て住宅に関しては次のような感じです。

 

25㎡×世帯人数+25㎡

 

実際に数字を入れてみると、例えば4人家族の場合。

 

25㎡×4人+25㎡=125㎡(37.8坪)

 

となります。

 

1人当たり25㎡というのは、坪数でいうと7.5坪ぐらいです。

ただしこれは、大人4人の場合です。
子どもの年齢は次のように換算されます。

 

  • ・3歳未満:0.25人
  • ・3歳以上6歳未満:0.5人
  • ・6歳以上10歳未満:0.75 人

なので、先程の計算でも、たとえば小学生低学年と幼稚園に通う子どもがいる場合は計算が変わってきます。

 

25㎡×(2+0.5+0.75)人+25㎡=106.25㎡(32.1坪) になります。

 

たしかに、KENSOでもこのぐらいの坪数を選択するお施主様が多いように思います。

とはいえ、子どもはどんどん成長しますので、いずれは大人と同程度の広さが必要になるということ。

 

……これは考えどころです。

 

やっぱりもっと広い方がいいの? 今の子どもの係数で計算しては足りなくなるのでは?
悩んでしまいますよね。

ただそのころには、在宅時間が変わったり、必要な空間も変化してくるかもしれません。
赤ちゃんの頃必要だったお昼寝スペースの代わりに、スタディースペースが必要になるかもしれません。

 

さらに子どもはいずれ成長し、家を出て自立します。

 

「4人」だったものが10年もすると「2人」になることも考えられ、子どもの成長と自立後も踏まえて決めていくことが大切です。
最大数を考えて、必要な空間を全て作っておくか。現在必要な空間に絞って考えるか。

 

これは、家族の将来の姿を思い描いて、しっかり考えておきたいところです。

 

ちなみに、住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」の利用者を調べると、新築で注文住宅を建てた際の平均的な広さは約125㎡(約38坪)とのこと。
またファミリータイプマンションの広さも、全国的に見て60~80㎡程度が多いことからも、多くの家族が快適に感じる面積は29~38坪ほどだとわかります。

 

ただ、この平均値にも9坪もの差がありますから、たとえば坪単価を75万としたら675万円もの差になり、1坪が多いか少ないかは総額にかなり関わってきます。
どんどん必要と思われる場所を増やしていくことは簡単ですが、いずれ使わなくなる、またはめったに使わない場所があるのはもったいないです。

 

無駄なく、コスパよい家にしたいですよね。

 

 

 

そこでコンパクトハウスが増えている話につながってくるのですが。

コンパクトハウスだからといって、いくら小さく予算通りに仕上がったからといっても、やはり最初に言ったように狭くて使いにくいのでは意味がありません。

 

コンパクトハウスにするにしても大切なのは、小ささを感じさせない空間づくりと、
無駄なくいろいろな役割を兼ねる。
ということです。

 

例えば、パントリーや収納をウォークスルーにして通路を兼ねる。
最近多いのが、ランドリールームからウォークスルークローゼットを通ってLDKに行けたり、
キッチンからパントリーを通ってランドリーなどの水まわりに行けたり。とかですね。
家事ラク動線として紹介されることもあります。
収納と通路を兼ねることで、空間も有効活用でき、かつ移動距離も短くなるからです。

 

あとは、玄関ホールとLDKを兼ねる、なんて間取りもよく見かけます。
玄関から上がると、すぐリビングだったりダイニングだったりする間取りですね。

 

こちらの間取りをごらんください。

 

玄関から入るとすぐキッチンにつながる間取りです。

 

実際の写真はこんな感じです。

LDKに入ると上と奥に視界が広がることで、実際の大きさ以上の広さを感じられるそうです。
ちなみに写真中央の奥に見えている黒い扉が玄関扉です。

この家、間取りの真ん中あたりを見ていただくと、廊下とウォークインクローゼットも兼ねていますね。

 

 

次はこちらの写真。

玄関から入ってきた土間から上がるとすぐダイニングの間取り。
玄関土間は階段ホールも兼ねていて、それと吹き抜け部分も兼ねているからLDKはいつも明るいです。

 

上の写真の例はなかなか攻めた感じの間取りアイディアですが、
やりやすいところだと、書斎と寝室を兼ねたり、廊下とスタディスペースを兼ねたり、、、などいろいろ考えられそうです。

 

ちなみにですが、毎回恒例になりつつある私の家の話。
3人家族で、23坪弱。平均から比べると小さいです。

私も本当は、もっと広い家を夢見たこともあります。

 

憧れのアイランドキッチン、子ども部屋は2部屋ぐらい、お友達が泊まりに来た時用の部屋も用意して、ダウンフロアのリビング、大きめ本棚のある書斎……。

 

結局どれもこれもかないませんでした。(現実は厳しい。)

でも、快適に暮らせてます。

 

住んでて思うのは、「一日の中でいる場所って結構限られてるんだな。」ということです。

 

寝室は寝ようと思ってから起きようと思うまでの時間しか使わないですし、ほとんどダイニングかリビングで過ごします。

 

子どもの遊び場的なフリースペースを広めにとりましたが、子どもは贅沢なことに、ここをおもちゃを広げるためだけのスペースとして利用しており、遊ぶのはほぼリビングです。

予定と違う……。

 

まあそれはいいとして、毎日暮らしていて、家の中で「今日は使わなかった」という部屋はありません。
家じゅうの空間の全てに、必ず1回はアクセスします。
家が小さいと掃除もパーッと終わってラクなんですよ。

 

坪数にあまりこだわらず、自分たちに「ちょうどいい」スペースを上手に組み合わせていくことで、無駄のないコスパのいい家はできます。

 

「値段が上がってるから家はちょっとね…」と考えている方。

 

 

マイホームの計画を延期したり諦める前に、ぜひプロにご相談ください。

アイディア次第で、自分たちだけのちょうどいい家ができるかもしれません。

 

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今月の見学会は、そんな「兼ねる」間取りが見られる家です。

コンパクトだけど広く見せる工夫もたくさん。
家を見学していただいた後に実際の広さを言うと、「もっと広いと思った!」と必ずみなさんおっしゃられます。

 

2023年3/25(土)、26(日)、27(月)
10:00~20:00まで開催!

 

ぜひ見にきてくださいね。
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夜まで見学会

 

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