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現場管理【上村ミノロ】健康住宅お役立ち記事
2023/04/24
皆さんこんにちは、建装 上村です。
最近は春の暖かい風が気持ち良く成ってきましたね^^!
外で日向ぼっこもいいですし、家でそよ風を浴びながらゴロゴロするのも気持ちがいい季節です。
きっと皆さんも家の窓を開けて気持ちの良い風で換気を行っているのではないでしょうか?
そんな皆様の為に換気について今日は書いていこうと思います。
室内の汚れた空気を新鮮な外気と入れ替えることです。密閉された室内には、体に悪影響を与える物質が漂っている。例えばアレルギーやアトピー性皮膚炎、ぜんそくの原因物質となるダニやダニの死骸・フン、カビなどのハウスダストが挙げられる。ほかにも、頭痛やめまいなどのいわゆる「シックハウス症候群」を引き起こす原因となるホルムアルデヒドが発生していることも。
人が1日に呼吸する空気の量はおよそ14,400リットル(お風呂約72杯分)。そのため空気を入れ替え「きれいな空気」の中で生活することは、健康的な生活を送るうえでとても重要なのだ。
窓を開けて換気をする回数の目安は、部屋の大きさにもよるが2時間に1回、5分程度とされている。換気時間を長くするよりも、換気の回数を増やしたほうが効率的だ。短い時間でよいので、こまめに換気するようにしよう!
効率よく換気をするには、空気の入り口と出口をつくるのが効果的。玄関と窓が直線で結べるなら、玄関と窓をそれぞれ開けて部屋の中に空気を通す方法がおすすめだ。玄関は、チェーンロックした状態で新聞紙などをドアストッパーとして、10センチほど開けていればOK。
防犯上の理由で玄関を開けておきたくない人や、玄関と窓が一直線上にない人は、窓の両サイドを10センチずつ開けると、部屋の中に新鮮な空気が行き渡りやすい。
短時間で換気を済ませるためには、窓を開けると同時に換気扇も回そう。こうすることで、窓から入った空気を換気扇から逃がす道を作ることができる。
ちなみに換気扇は、部屋の中から外へ空気を逃がすための装置。窓を開けずに換気扇だけを回しても、空気の循環は起こらないため、換気の効果は低い。「換気扇を回す」ことと「窓を開ける」のは、セットで行おう。
花粉が気になる季節は、レースのカーテンを引いておくと、侵入する花粉の量は4分の1にまで減らすことができる。レースのカーテンは独自の繊維構造をしているため、目に見えない小さな花粉もキャッチすることができるのだ。
また、気温が低下する夕方になると空気の対流が起きる。これによって再び花粉が舞い上がり、17時~19時に花粉の2回目のピークを迎える。これらの時間帯の換気は避けよう。
部屋の換気は、部屋にこもった臭いを排出だけでなく、シックハウス症候群対策のためにも必要だ。効率よく換気するためには、玄関から風を通すことや、窓の両サイドを10センチずつ開けること、換気扇を使うことがポイントになる。また、状況に応じてサーキュレーターの利用も検討しよう。
なお、6~8畳の部屋なら、1回5分ほどでの換気で空気が入れ替わる。時間帯は、外気が澄んでいる朝がおすすめ。特に朝の空気は部屋だけでなく、気持ちまですっきりさせてくれるもの。「なんとなく気持ちが沈んでしまう……」と言う人は、ぜひ試してみて!
では最後まで読んでいただき有難うございました。
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