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住まいるアドバイザー【長谷部由香】スタッフの日常
2021/04/03
台湾茶の歴史
皆さんこんにちは!
事務に長谷部です。
以前にもブログがニュースレターに書いたことが
あったかと思いますが、私は台湾が大好きです!
先日もニュースで台湾で脱線事故という大きな事故が
あったと知り、とても心が痛みました。
10年前の震災の時や、昨年まで度々あった数々の
災害の時にいつも支援の手を差し伸べてくれた国なので
何かの形で支援ができればと思っています。
今回は私の大好きな台湾のお茶についてのお話です。
まずは歴史から。
台湾茶はもともと中国茶がルーツになっています。
1796年に商人の柯朝(かちょう)が大規模な烏龍茶産地である中国・福建省の武夷山から、台湾北部に茶の苗木を入植・栽培したことが始まりだと云われています。
その後、福建省の指導者により中国式の製茶方法が始まり、更に南投県(台湾中部)にも福建省茶が植樹されました。
中国とは生産地の環境、気候、茶葉の成長過程などが異なるため、台湾の独自の製法や加工方法などが考えられ、中国の茶葉とはまた違った良質な茶葉を作るようになります。
1866年頃には台北県・淡水港と台南が開港されたことを、きっかけに品質の高い台湾の茶葉が世界的にも広く知られるようになります。
一昨年に台湾を訪れた時にもたくさんいろんな所でお茶を
飲みましたが、とにかく美味しいのです!
普段は甘いカフェオレなどを多く飲む私ですが、この時ばかりはほぼお茶しか飲んでいませんでした。
台湾茶の種類
一口に台湾茶と言っても発酵の度合いでいろいろな種類のお茶があります。
緑茶、青茶、紅茶、黒茶と発酵度合いから見ただけでも3種類に分けられるようです。
緑茶の無発酵から紅茶の高発酵まで様々です。
緑茶・・・中国の方が有名なお茶が多い緑茶ですが、台湾でも龍井茶(ロンジンチャ)や碧螺春(ヘキラシュン)などが
盛んに栽培されています。
青茶・・・烏龍茶と言えば中国なイメージが強いかもしれませんが、実は台湾で一番飲まれているのが烏龍茶なんです。
台湾茶の代表格と言えば烏龍茶です。烏龍茶の種類としては凍頂烏龍茶、梨山高冷烏龍茶、阿里山烏龍茶
東方美人茶などが有名です。
紅茶・・・台湾と言えば烏龍茶ですが、紅茶も美味しいんです!少し前に周りを見ればみんなが飲んでたタピオカミルクティは
台湾が発祥です。有名な物をいくつかご紹介。日月潭紅茶は台湾5大紅茶の1つ、日月潭地方で栽培されています。
蜜香紅茶は東方美人茶を完全発酵させたもの。蜜のような甘い香りが特徴です。紅玉は日月潭紅茶の最高級品。
独特のリキュールフレーバーと味わいはミルクティーにしてもよく合います。
こうしてみるとお茶の世界は本当に奥が深いなーと感じます。
一昨年台湾を訪れた際に披露目ぼれで買った茶器と
阿里山烏龍茶。
茶杯も急須も手のひらに収まるくらいのサイズなんです。
皆さんも日々忙しくされていらっしゃると思います。
そんな中でもちょっとした癒しは大切です。
日本の緑茶も美味しいですが、たまには異国のお茶を飲みながら
リラックスして頂ければ嬉しいです。
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